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どちらのタイプが良いのか

金利が変動していく

名前の通り、変動金利タイプは基準金利に合わせて金利が毎年変化します。
この時に重要な基準金利は、直前に行われる10年利付国債の平均落札利回りのことを言います。
基準金利に、0.66をかけたものを変動金利タイプで使用します。
基準金利が上がった時は利率も同じように上がり、自分が受け取れる利息が高くなります。
仮に金利に変化がなくても、最低金利保障があるので安心してください。

例えば1000万円を個人国債で使った時に、基準金利が1パーセントの場合は金利が0.66パーセントとなり、1年で受け取れる利子が66000円になります。
基準金利がマイナス1パーセントでも、最低金利の0.05パーセントは発生するので、1年で最低でも5000円は受け取れます。

数年間金利が変わらない

固定金利タイプを選ぶなら、固定5年にするのか、それとも固定3年にするのかを決めてください。
固定5年を選択すると、今後5年間は利率が変わりません。
固定3年も同様で、どのぐらい投資することで、数年後にいくらになるのかと自分で計算しやすくなります。
お得に個人国債を活用できるのか、判断しやすい面がメリットでしょう。
具体的に説明すると、現在の利率が0.05パーセントの時に固定3年を選択すると、3年間は0.05パーセントの利子が確実に受け取れます。

利率が低い時は、期間が短い固定3年を選んでください。
逆にかなり利率が高まっている時は、できるだけその期間を長く維持できるよう、固定5年を選択するのが良い方法です。


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